CHANELやGucciからThe RowにSaint Laurentまで、2022年秋冬のランウェイでは、大きめのバッグが数多く登場した。今シーズンのマキシバッグで人気だったのは、2000年代のメッセンジャーバッグにインスパイアされたデザイン、だぼっとしたシルエット、三日月型のものなど。誇張されたプロポーションの全体的なトレンドに加えて、オーバーサイズのバッグは、人々が新たに見出したゆったりとした姿勢と実用性への欲求の高まりを体現している。
ノートパソコンが入るバックトゥオフィスバッグや、旅行の必需品がすべて入るフライト用キャリーバッグなど、LOEWE、Maison Margiela、Bottega Venetaなどのブランドから、サイズアップしたバッグをピックアップ。
Acne StudiosのEAST-WEST トートバッグ
Acne Studios のEast-West トートバッグは、オープントップ、内側にジッパーポケット、持ち運びに便利なレザーハンドルがポイント。「ハンターグリーン」カラーのコーティングされたコットンブレンドの外装には、ウォッシュド加工が施され、ヴィンテージ風の仕上がりになっている。
Bottega Venetaのマキシ パデッド テック カセット
Bottega Venetaのカセットバッグはクラシックなブラックカラーで、パッド入りのイントレチャートナイロンの外装がボリューム感をプラス。さらに、折りたたみ式のトップ、マグネットタイプの開閉部、内ポケット、クロスボディデザインがより一層機能性を高めてくれている。
Maison Margielaの「グラム スラム」ショッピングバッグ
キルティング加工を施したナッパレザーの外装に「バンジーコード」カラーを採用したMaison Margielaの「グラム スラム」ショッピングバッグは、クラシックなスタイルがお好きな方にぴったりのエレガンスなアイテム。取り外し可能なショルダーストラップとトップハンドルは、クロスボディバッグ、ハンドバッグ、クラッチバッグとしても着用できる。
HELIOT EMILの LUCULENT トートバッグ
Heliot EmilのLuculent トートバッグは、キャンバス地の中央にあしらわれた大きなメタルカラビナと調節可能なレザーストラップがポイントの、ミニマルなデザイン。クロスボディタイプで、メインコンパートメントとインナーポケットはファスナー付きなので、中身が落ちる心配は無用。
mastermind JAPANのレザー トートバッグ
mastermind JAPANのレザートートバッグには、実用的で取り外しも可能なブランドポーチが付いてくる。フロントキャンバスにあしらわれたシグネチャーのスカルロゴは、XXLサイズに匹敵する大きさだ。
LOEWEのパファー フラメンコクラッチ
LOEWEのパファー フラメンコクラッチはゆったりとしたフォルムで、カジュアルでリラックスした印象を与えてくれる。外装は光沢のあるブラックナッパラム・スキンで、取り外し可能なショルダーストラップで斜め掛けにもできる。開閉部は荷物の出し入れが楽なマグネット付き。
Marshal Columbiaのムーンフラワー ショルダーバッグ
Marshall Columbiaのムーンフラワー ショルダーバッグは、枕のような生地を使って、さらにふっくらとした仕上がりになっている。「フクシア」カラーは、ノートパソコンを持ち運ぶにも十分な大きさ。調節可能なクロスボディストラップと、コントラストの効いたイエローの結び目付きショルダーストラップを備えているので、用途に合わせた使い方が可能だ。
Maison Margielaのオールオーバー 6プリント クラシック JAPANESE バッグ
Maison Margielaのオールオーバー 6プリント クラシック JAPANESE バッグは、日本の伝統的な折り紙からインスピレーションを受けたデザイン。小さな 「6」のブランドマークがオーバーサイズのキャンバスに散りばめられており、エッジのスナップボタンでバッグの形を自由に変えられるようになっている。
HEREUのカラ スモール トート
HEREUのカラ スモール トートは、「スモール」という名前とは裏腹に、必要なアイテムをすべて収納することができる、大容量のバッグだ。トップハンドルの横にショルダーストラップが付いており、斜め掛けにもできる。外装には「ベージュ」カラーのオーガニックプレミアムキャンバス、トリミングには「チェスナット」カラーのレザーを使用している。